大畑大介の食育活動|第4回田植え&泥んこラグビー(2024年)
遊びが食育に。大畑大介の食育活動
今年(2024年)もやって来ました熊本県玉名市!
大畑大介商店は、大本商店の南翔悟さんと大野幼稚園の皆さんと一緒に毎年6月に田植え&泥んこラグビーを行っています。
大野幼稚園の子供たちと先生
生憎の雨でしたが、園長先生に「子供たちは雨でも大丈夫なんですか?」と聞いたところ、「普段から雨でも外で遊んでいる元気な子達なので、全然平気ですよ!」とのこと。
今時ちょっと珍しい素敵な幼稚園ですよね。
2024年で4回目の田植え&泥んこラグビー
大畑(中央)と大野幼稚園の子どもたち
田植え
このイベントも今年で4年目。すっかり梅雨の恒例行事となりました。
これまで「食育活動」とブログに綴ってきた大畑大介商店ですが、元々「よし!子供たちにお米の大切さを教えるぞ!」という立派な意気込みでスタートした訳ではありません。
ラグビー繋がりで知り合った南さんと大畑が「子供たちと何か楽しいことをしたいね」ということで始まったんです。
毎年やっているうちに「これはどうも『食育』といわれる活動みたいだな」と気づき、今に至ります。
2023年の田植え&泥んこラグビーはこちら
2022年の田植え&泥んこラグビーはこちら
2021年の田植え&泥んこラグビーはこちら
お久しぶりの大西将太郎さん!
昨年(2023年)秋の稲刈りはRWC2023のお仕事でお会いできなかったので1年振りです。
ほっこり記者の姿も!
茨城県出身で全国を旅しながらお仕事をしている彼女ですが、どこにいても熊本のイベントには駆けつけてくれます。いつも大畑大介商店を気にかけ、陰で支えてくれてありがとう〜。
泥んこラグビー
田植えが終わったらお次は泥んこラグビー。
当然ですがまだ苗を植えていないスペースを使います。
子供も大人も一緒にボールを持って走る!
泥んこラグビーが苦手な子が置いてけぼりにならないようサポートします
幼稚園の先生も泥んこ
良い笑顔!
良い笑顔 その2!
南さん(中央)
毎年同じことをしていますが、気づけばみんな雨の中で泥だらけなのに笑顔です。
担当は写真係なので入れなくて残念。来年は私もやってみたい!
食育の場は大人たちのコミュニティーに
泥んこラグビーの後は大人が田植え機で田植えを完了させます。
(子どもたちはここで終了。あまり長くなると飽きて楽しくなくなりますからね。)
担当は昨年(2023年)体験させていただきましたが、泥んこラグビーの後は田んぼの中がガタガタになっているので田植え機の操作がかなり難しい!
でも大畑と大西さんは「じいじ」こと大本公(いさお)さん(南さんの祖父)が少しアドバイスするだけでできてしまうんです。
さすが元トップアスリート。運動能力の高さはこんなところにも現れるんですね。
大畑と公さん
大西さんと公さん
年に2回(田植えと稲刈り)、出身も年齢も仕事もさまざまな人たちがゆる〜く集まるようになって段々みんな顔馴染みになってきました。
田植えをして、(大人なのに)泥んこになって遊んだり、一緒にご飯を食べたり・・・、それだけで仕事や名前、出身を詳しく知らなくても人って何となく仲良くなれるんです。
毎日顔を合わせるような人間関係ではないことも、適度に気を遣い合えて良いのかもしれません。
子供たちとの遊びが食育の場になり、気がつけば大人にとっても日常からちょっと離れられる貴重なコミュニティーになっていました。
年齢を重ねると新しいコミュニティーに入ったり作ったりするのが難しいからこそありがたいと感じます。
年齢を超えて親友になったふたり。
左:大西将太郎さん
右:「じいじ」こと大本公(いさお)さん
お米を食べよう
パンも麺も美味しいですが、仕事で生産者さんたちと繋がりができたことで「日本人にはやっぱりお米」と改めて思うようになりました。
パン屋の息子として育った大畑も常々「パンはおやつ、主食はあくまでお米」と言っています。
主食として長く食べられてきたお米は、今や食料自給率が低い日本において自給率ほぼ100%の貴重な農産物。
しかしお米の1人当たりの消費量は、1962年度をピークに減少しています。
猛暑による不作や外食需要の高まりで、2023年から米の流通量が不足し現在(2024年7月時点)コメ不足や価格の上昇が心配されていますが、普段から私たちがお米をもっと食べていれば、そもそもの生産量はそこまで少なくなかったはず。
日本のお米は日本人の舌にも体質に合っており、日本文化や日本人のアイデンティティーの基礎と言っても過言ではありません。
だからお米の味や作っている米農家の皆さんの想いを子供の頃から(そして大人こそ)知っておくことは、日本人として必要なことだと思います。
担当の私自身も米作りのほんの一部を見せていただいただけで、「こんなに繊細かつ大変な仕事なんだからもっと評価されても良いのでは・・・」と感じるようになりました。
皆さんにもこの思いが少しでも届き、ひと口でも多くお米を食べようと思っていただけると嬉しいです。
※国民全員が1日ひと口多くお米を食べるだけで日本の食料自給率が1%UPするそうです!
雨模様で足元も悪い中、重い機材を担いで取材に来てくださったメディアの皆様、本当にありがとうございました。
嬉しいことにメディア取材だけでなく、イベントに興味を持ち協力してくださる方も少しずつ増えています。
最後に
今回も南さんはじめ大本商店の皆様、大野幼稚園の先生方、地元の皆様のご協力でイベントを開催することができました。
いつもお気遣いと温かいサポートをありがとうございます。
また秋に皆様とお会いし、みんなで美味しいお米をいただくことを楽しみにしております!
2023年稲刈りはこちら
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この記事を書いた人
うどん県出身。
宝飾品会社、大手テレビ通販会社勤務を経験したのち、不思議な縁に導かれ20数年暮らした東京から大阪に移住、大畑大介商店の担当となる。
大畑も認めるラグビーマニアで、好きな選手は200人ほどいるが現在注目しているのはアントワーヌ・デュポンと李承信。
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屋号 | 株式会社ディンゴ |
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