大畑大介の食育活動とラグビー普及活動|第三回(2023年)田植え&泥んこラグビー
大畑大介の食育活動
~ラグビーが繋ぐ縁~
2023年6月末、今年も熊本県玉名市にやって来ました!
早いもので、熊本県の大本商店さんとの田植えイベントも今年で3回目を迎えました。
田植えイベントは大畑大介商店一同が毎年楽しみにしている大切なイベントでもあります。
大本商店さんは、美味しいお米「森のくまさん」、「ヒノヒカリ」や、キャンプや防災に役立つ人気商品「米缶」を出品して下さっている生産者さんです。
田植え
田植えは毎年大本商店の田んぼで、隣接する大野保育園の子供たちと一緒に行っています。
田植えについて園児たちに説明する南さん。南さんは、大畑が出演していたラジオ番組がきっかけでご縁ができた、元ラガーマンにして米農家8代目です。※南さんについてはコチラ
田植え前の田んぼ。いつも大畑大介商店のウェアーを作ってくださる株式会社たまゆらさんで夏のウェアーを新調しました。撥水性、防汚性を備えたウェアーは田植えにぴったりです。
田んぼに水を張るのも実はとても大変。一帯の農家さんが一斉に田植えをするので、早い時は水張りのために朝4時起き(!)になります。田植えの時期は、準備から始まって2週間程はとにかくずっと忙しいそうです。
大西将太郎さんが今年も田植えにも駆けつけて、素敵な笑顔で場を盛り上げて下さいました。ラグビー解説でおなじみのあの優しい口調で子供たちにも大人気。
田植えが始まると、泥んこが楽しい子や汚れたくない子、泥の感触が気持ち悪いと顔を曇らせる子、田んぼから慌ててあぜ道に飛び出してきたカエルに気を取られる子・・・。様々な個性の子がいて見ているだけで楽しくなります。
きれいに苗を植えるためにロープを張ってラインを作っているのですが・・・・。
みんな思い思いに植え始めてしまいました。「楽しそうだからまあいいか(笑)」と手直しする大畑。
それにしても、こんなにも細くて頼りない苗が田んぼの土に定着し、秋には稲穂が首を垂れる日が来るなんてちょっと信じられません。
このかわいい子供たちも秋には「このおにぎりは、あのときの田植えでできたお米なんだ!」と思いながら食べることになるんです。
※秋には稲刈りイベントを予定
大畑大介商店はこのような経験が人生を豊かにすると考えています(ほんの少しかもしれませんが)。
泥んこラグビー
田植えの後は、お楽しみの泥んこラグビー!
田植え前の田んぼのスペースで、キックオフです。
「ラグビーボールって大きいね!」「変なボール!」と、子供たち。
昨年の経験もあり(田んぼの泥のせいで耳鼻科に通ったとか…)ゴーグルだけでなく耳栓鼻栓でフル装備の大西さん。もうワクワクが止まりません!
こんなに泥だらけになって走り回るなんて、子供でないとなかなかできない経験ですよね。
担当はいい歳なので「スマホをどうしよう」「泥だらけになったらどこで着替えるんだろう」「洗濯が大変そう」など雑念が生じてしまい、結局飛び込めませんでした。
みんなに「トライ」のお手本を見せるため、率先して泥んこになってくれた大西さん。
みんな楽しんでくれたかな?泥んこラグビーをきっかけに子供たちがラグビーに興味を持ってくれるといいな~。
子供たちが帰った後は、大人だけで田植え機を使って田植えの続きをします。毎年参加してくれているほっこり記者の姿も。
担当も南さんの祖父、大本公(おおもと いさお)さんに教えていただき、初めて田植え機での田植え体験をしました。
元々車の運転が苦手な上、泥んこラグビーで田んぼの中がデコボコになっているので、とにかく難しかったです。
(※大畑は器用にこなしておりました。)
田植え機を使えば簡単に田植えができるものだと思っていましたが、常に全方位を見て細かい微調整をしないとできないんですね。
お米作りは本当に大変です。
「じいじ」こと大本公さん。大西さんを後継者にする勢いで(とっても真剣に)田植え機の使い方を指導してくれました。大西さんもすぐにコツをつかみ、本当に跡を継ぐのでは?!と思うほどきれいに田植えができていました。
ラグビーが繋ぐ縁
左から大畑、南さん、大西さん。
大畑と大西さんは選手時代の先輩後輩ですが、南さんは元々二人と知り合いだったわけではありません。
選手としては、世代もリーグ(チーム)も違っていました。
それなのに、ラグビー経験者という共通項があるだけで熊本県で食育やラグビー普及活動を一緒にしています。
「ほっこり記者」ことKさんはラグビーとは関係ありませんが、大畑大介商店のお仕事を通して出会い、毎年田植え&稲刈りイベントには私費で(!)参加してくれています。
私、担当に至っては、プレイヤー経験は皆無でただラグビーを観るのが好きというだけで、気が付いたら大本家、南家の皆さんや園児の皆さん、ラグビー界のレジェンドたちと田植えイベントに参加しています。
「どうしてこの顔ぶれで?」
「どうして熊本県で田植えを?」
と、だんだん不思議な気持ちになってきました。
様々な垣根を越えて人を繋いでしまうラグビーってつくづく不思議で素敵なスポーツだなぁ、
と思うラグビーオタクの担当でした。
大畑大介のラグビー普及活動
~活動の広がり~
熊本での活動も3年目になり、保育園児たちとの田植え・泥んこラグビー以外にもその活動の幅が広がり始めています。
今年(2023年)は、玉名市のお隣りの長洲町で小学6年生を対象としたラグビー体験学習を行いました。
腹赤(はらか)小学校6年生のみなさんと。
六栄(ろくえい)小学校6年生の皆さんと。
歓迎していただき、ありがとうございました!
今年はワールドカップイヤー(RWC2023 フランス大会)。
元ラグビー日本代表選手の大畑も大西さんも試合の解説などで活躍予定です。
ラグビーを始めて体験した子供たちは、ラグビーの面白さや難しさ以外にも、チームワークで目標を達成していくこと、仲間を尊重しながら助け合うことの大切さも学んだのではないでしょうか。
今回の普及活動で出会った子供たちや、ご一緒させていただいた関係者の方々にも、ラグビーに興味を持ち、ラグビー日本代表の応援や観戦を楽しんでいただけると嬉しく思います。
最後に
今年も大本商店の南さん、この活動のため事前の準備や調整、アテンドなど何から何までお世話になり、本当にありがとうございました。
ご家族や親族の皆様、南家・大本家のご友人や地元の皆様、大野保育園、長州町の腹赤小学校と六栄小学校の関係者の皆様にも御礼申し上げます。
大畑大介商店の活動も早いもので3年が過ぎ、様々な方とのご縁が広がってきました。
今後もこのような日本の農業や子供たちの将来につながっていくような活動を広げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
おまけ
きちんと熊本を訪れるのは初めてだった担当は良い機会なので観光名所をいくつか巡ってみました。
そして、昔から成熟した素晴らしい文化も持っている所なんだと改めて実感。
美しい自然も、お米のほかにも様々な特産品もあり、気付いたら熊本県が大好きになっていました。
熊本城。2016年の熊本地震の爪痕を敢えて展示している点が印象的でした(空中回廊からの眺め)。
美しくて落ち着いた日本庭園、水前寺成趣園。京都御所から移築された萱葺の日本家屋の「古今伝授の間」からの眺めは格別です。
阿蘇山の噴火口。壮大な景色と立ち昇る噴煙に畏怖の念を覚えます。「そういえばここは神話の舞台だった・・・」と納得してしまいました。
阿蘇山の麓には美しい草原と馬たちが。
私たちが訪れた後に何度も熊本県に大雨が降り、その度に田植えした田んぼと大本家、南家の皆さんの事が心配になりましたが、幸いにも大きな被害はなかったとのこと。
このように、これまで他人事だったことが自分事になるのも繋がりができたからこそだと感じます。
秋にはまた、お米の収穫のために熊本県玉名市にお伺いします!
この記事を書いた人
うどん県出身。
宝飾品会社、大手テレビ通販会社勤務を経験したのち、不思議な縁に導かれ20数年暮らした東京から大阪に移住、大畑大介商店の担当となる。
大畑も認めるラグビーマニアで、好きな選手は200人ほどいるが現在注目しているのはアントワーヌ・デュポンと李承信。
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屋号 | 株式会社ディンゴ |
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