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手作り梅干し|こだわりの梅商品は吉田屋へ 『常陸乃梅』プロジェクトとは?

梅干しの通販 茨城県大洗町の吉田屋

吉田屋は、天保元年(1830年)に漬物屋として茨城県の大洗町で始まりました。

現在の当主は八代目の大山壮郎(おおやまもりお)さん。200年近くの続く老舗で、地元の人たちに親しまれてきました。

 
漬物屋だった吉田屋が梅に特化した会社になったのは40年ほど前から。今では定番のはちみつ梅や、かつお梅、こんぶ梅など、梅の多様化が進んだことがきっかけで、伝統を守りつつも、新しい梅商品も多数開発。

日本初の梅専門カフェ『umecafe WAON』もオープンさせるなど、時代の流れに乗って新しい挑戦もたくさん行ってきました。

 

そんな新しい挑戦をしようと思ったきっかけとなったのは東日本大震災でした。

 

吉田屋の取り組み

2011年東日本大震災の福島原発事故で、隣接する茨城県も風評被害に苦しみました。茨城県で生産された梅も例外ではありませんでした。

 

これまで吉田屋で扱ってきた梅のほとんどは、茨城県以外の地域から仕入れた梅でした。
震災をきっかけとして、風評被害をなんとかしたい、茨城を盛り上げたい、という思いを持っていたところ、J A土浦千代田梅部会 元会長石塚さん(現在岡野さん)と出会い、

100%茨城県産の梅を使用した商品を開発し、茨城に新しい梅ブランドを創造する『常陸乃梅(ひたちのうめ)』プロジェクトをスタートさせました。

 

J A土浦千代田梅部会 現会長の岡野さん(左)と 吉田屋の大山さん(右)

 

茨城は平野が多く、農作物を育てるのに恵まれた、大量生産に適した地域ともいえます。そのため、大量に市場出荷し価格を下げた方が楽だ、という、いわゆる薄利多売の農作物が多かったのが現状で、一つの農作物に手をかけブランド化するという取り組みがあまり行われてきませんでした。

近年徐々に茨城ブランドを高める動きが活発化し、しっかりマーケディングしていく方向に段々とシフトして来たそうです。

 

梅もそういった流れの中で、これまでは青梅の出荷だけで終わっていて、手間のかかる完熟させた梅を商品化するということは行って来ませんでしたが、大山さんと生産者の梅部会がタッグを組み、茜色の果肉が特徴的な新品種『露茜』のブランド化など、商品開発に取り組みました。

 

左の綺麗な赤色は露茜の天然の色。無添加無着色の梅シロップで作った梅ジュースです!

 
しっかりとした栽培基準を作り、農家さんの栽培技術・知識向上のための勉強会を開いたり、梅栽培を根本から見直したことで、出来上がった商品が高く評価されました。

そのことが励みとなり、梅以外の農作物も栽培していた農家さんが、更に誇りを持って梅を栽培されるようになりました。そういった農家さん達が『常陸乃梅』プロジェクトを支え、徐々に浸透するようになってきました。

 

梅畑にて、J A土浦千代田梅部会 現会長の岡野さん(左)から色々教えていただいてる大畑(右)

 

吉田屋のこだわりの梅干しづくり

厳選した原材料

梅干しの梅は全て、傷のない最高品質Aランクの国産梅のみを使用

 

こだわりの塩塩は梅干し作りの重要な決め手。商品の特徴に合わせて数種類の天然塩(赤穂の天塩や沖縄の島マースなど)を使い分けています。

塩をまぶして重しを乗せ、梅から自然に上がってくる水分(梅酢)に漬け込みます。

 

丁寧な作業天日干しは一粒ずつきれいに並べ、数日かけて丁寧に手で返しながら乾燥させます!
干し上がった梅は一粒ずつ傷や潰れを確認しながら樽に詰めて熟成。
商品ごとに熟成期間は異なり、長いものでは三年以上寝かせるものもあります。
容器詰は手作業で、一粒一粒の品質をチェックしながら行います。

 

安心安全で低塩分濃度梅干し作りに使用する器具や環境を徹底的に滅菌することで、従来では考えられなかった低い塩分濃度の商品を実現し、安心・安全な商品をお届けしています。

 

八代目の大山さん

こんがりと焼けた肌に、爽やかで優しい笑顔の大山さん。
ご紹介してきたように、吉田屋の八代目当主として200年近く続く伝統を引き継ぎ、梅と向き合い、数々の新しい取り組みもしてこられました。

 
一方で、地元のサッカークラブチームの代表を務めたり、コロナ禍で海水浴ができなくなった大洗サンビーチの新たな活用方として『砂浜図書館』を企画し、大盛況を得るなど、地域貢献活動も積極的に行っていらっしゃいます。

 
そしてSDGsにも意識的に取り組んでいます。特殊な防水の紙に梅干しを入れた商品を開発したり、大山さんご自身はマイボトル生活で、もう2年もペットボトルを買っていないとか。
環境へ配慮した生活も心がけているんですね。

 

 

大畑(左)と大山さん(右)

 

そんな大山さんとは茨城県のご紹介を受け、大畑大介商店へ出品いただくことになりました。

大畑が実際食べて特別気に入った3種類の梅干し(SDGsパッケージ)と、実際梅の収穫もさせていただいた、常陸乃梅プロジェクトの商品をセレクトしました!
ぜひこだわりの梅セットをご堪能いただけると幸いです。

 

 


この記事を書いた人

大阪府出身。10代〜20代半ばまで某劇団員として舞台で活躍。

アスリートのセカンドキャリアや、ラグビーW杯2019、東京五輪・パラリンピック2020に仕事で携わることに興味を持ち現在の職に就く。

MBS『産直ダイスケ』のロケへ、大畑大介マネージャーとして3年間同行してきた経緯から、大畑大介商店担当となり、現場取材・取材記事作成・商品撮影・サイト運営・SNS運用等、奔走中。

 

【茨城県大洗町】大畑大介セレクト吉田屋梅セット

通常価格

4,120

(税込)

商品紹介

天保元年(1830年)に漬物屋として創業した吉田屋さん。現在は八代目の大山壮郎さんが当主を務め、全国初の梅専門カフェをオープンし、メディアにも多く取り上げられてきました。 実際にお店にお邪魔し、数ある梅干しの中から大畑が試食して自らチョイスした大畑お気に入りセットをお届けします!   ◆八代目◆ 梅の最高品種「南高梅」…

【茨城県大洗町】こだわり個包装梅セット

通常価格

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(税込)

商品紹介

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