なかのファームの『くりーみぃすいーとぽてと』&『ジェラート』

徳島県の推奨する“とくしま厳選ブランド”にも選ばれた、なかのファームの『くりーみぃすいーとぽてと』。
その美味しさの秘密を探っていきます。
なかのファーム最高顧問の中野浩二（右端）さん、浩二さんの義妹で商品開発担当の中野悦里香（左端）さんにお話を伺いました！

なかのファームのこだわり

① 徳島県産のなると金時のみを使用！浩二さんの奥様のご実家がなると金時農家で、形が悪いだけで出荷できないなると金時をどうにかして使えないか、ということから始まったそうです。

② 全て手作り・手作業一度に大量生産はできないし、手間はかかるけれども、手作りにしか出せない繊細さと味にこだわり、愛情をかけて一つ一つの商品を人の手で作っています。
そして手作りだからこそできる、アレルギー除去のオーダーも可能です。

③ 体に優しいスイーツを添加物はできる限り使わない、安心安全の商品作りを心がけています。

『くりーみぃすいーとぽてと』

なかのファームの看板商品です。名前の通り本当にクリーミー。しっとりと滑らかで繊維を全く感じません。そしてお芋の優しく上品な甘さ。
なかのファームの全ての商品がこの『くりーみぃすいーとぽてと』から派生した商品なので、とにかくこだわりポイントが詰まっています。

①なると金時は焼き芋にしてから加工！焼き芋にすることで、余分な水分が抜け、甘みが増すんです。
調理場が店舗に隣接しているので、お店には焼き芋の甘くて香ばしい香りが漂っていました（笑）

②原材料の7割がなると金時！原材料の7割がなると金時なので、お芋（素材）の味がより感じられます。

お芋って食物繊維も多いし体に良い食べ物なので、ダイエット中でも罪悪感が少ないのが嬉しい！！

③冷凍保存にすることで、日持ち問題もクリア！添加物をできる限り減らすとどうしても日持ちしませんが、冷凍することによってその問題も解消。

形を形成した後に焼くので、外側と内側の食感に多少の差が出るんですが（焼き立ては焼き立てとして美味！！）、冷凍することによって外側と内側が馴染んで一体化した感じがあり、全体的にまろやかでしっとりとした食感になります。大畑も驚いたところです。

焼き芋にしたなると金時↓良い色！！

おすすめの食べ方

解凍の仕方は自然解凍なら1時間。

冷蔵庫解凍なら3〜4時間で美味しく召し上がっていただけます。

私のおすすめは凍ったまま電子レンジで500W 1分！ホクホクで滑らかなお芋にバターの香りが口の中で広がります。あったかい方がよりお芋の風味を楽しめます！
500W30秒で少し温かいかな、くらいです。お好みの解凍度合いを見つけていくのも通ですね。

味はプレーン・抹茶・チョコの3種ご用意しました。

ジェラート

一口食べた感想はお芋！！

お芋のジェラートって食べたことある方も多いかと思いますが、ここまでお芋の味が際立っているジェラートは初めてでした。甘すぎない上品なお芋の味わいがクセになる美味しさです。大畑もスプーンが止まりませんでした。

なると金時をそのままアイスにするのではなく、『くりーみぃすいーとぽてと』のペーストを入れてアイスを作っていることがポイントだそう。よりお芋の味を濃厚にするため、アイスができる限界の量までペーストを入れました。そのため、冷凍庫から出してすぐはカチカチなので、少し時間をおいて柔らかくなったら召し上がってください。
別容器に移して練り込んで食べていただくと、より滑らかで濃厚な食感が味わえますよ。

こちらもプレーン・抹茶・チョコの3種の味が楽しめます。

大畑もチャレンジ

手作業で形を整えるのがいかに難しいか、『くりーみぃすいーとぽてと』の製造体験をさせていただきました。
大畑の実家はパン屋さんで小さい頃からお店のお手伝いをよくしていたそうで、実はこういった作業はそつなくこなせるタイプ。初めてにしては上出来と中野さんからお褒めの言葉を頂きながらも、やっぱりプロの作業は早いしとってもキレイ！形を形成するのに長い時間手で整えてしまうと手の温度が生地に伝わって良くないんです。なのでスピードも重要。素早くキレイに形を整えるのはやっぱり職人技です。
最後に卵の黄身を表面に塗って（これもキレイに塗るにはコツが要りますね）焼いたら完成です！

なかのファームの食育

未来を担う子供たちに向けた食育活動も積極的に行っているそうです。　『くりーみぃすいーとぽてと』の製造体験を始め、出張食育教室や芋掘り体験会など、なると金時というブランドのお芋を地元でもっと知ってもらい、もっと愛され続ける取り組みをされています。

この記事を書いた人

大阪府出身。10代〜20代半ばまで某劇団員として舞台で活躍。

アスリートのセカンドキャリアや、ラグビーW杯2019、東京五輪・パラリンピック2020に仕事で携わることに興味を持ち現在の職に就く。

MBS『産直ダイスケ』のロケへ、大畑大介マネージャーとして3年間同行してきた経緯から、大畑大介商店担当となり、現場取材・取材記事作成・商品撮影・サイト運営・SNS運用等、奔走中。