ベビーほたてとは？

ベビーほたてとは、ほたてが大人（成貝）になる前の、子供のほたて（半成貝）のことを指し、

サイズも大人のほたてより、2回りほど小さいです。

身質が柔らかであるのに、旨味は大人のほたてと変わらず、

水揚げされるまでの期間も大人のほたての半分以下であることから、大人のほたての旨味を残したまま、安価なのもメリット！

ベビーほたての中には、大人のほたての養殖の中で間引かれたものと、

始めからベビーほたてとして養殖されているものがあり、

今回は青森県陸奥湾で、ベビーほたてとして養殖されているものをご紹介していきます。

ほたての有名産地　青森県陸奥湾

青森県陸奥湾は、津軽半島と下北半島に囲まれ外洋の影響を受けにくく、八甲田山系からミネラルたっぷりの雪解け水が流れ込むため、プランクトンが豊富に発生しほたてが生息するには最適な海です。

栄養豊富な海なので、育ちが早く、柔らかさと甘さが最大の特長！

この地で40年以上前からベビーほたてを養殖している株式会社山神さんにフォーカスを当てます！

山神のベビーほたてが美味しいわけ

社長が漁師だからこそできる養殖から加工までの一貫生産が最大の特長。

さらに５つのこだわりをプラスしました。

①水揚げは旬の時期のみ

陸奥湾の自然の恵みで育ったほたて。春に放卵を終えたほたては、栄養が貝柱に集まり5月6月ごろが一番美味しくなるんです。

柔らかさと甘さが際立つこの旬の時期しか、水揚げしません。

　
② 「鮮度」にこだわりあり！！

ほたてを水揚げした瞬間から鮮度劣化が始まると考え、お客様に本当のおいしさをお届けするために、全ての工程で1秒も無駄にしません。

　
③「滅菌海水」を使用

ほたては真水にふれるとおいしさが逃げてしまうため、加工の際は陸奥湾から汲み上げた海水を専用の施設でろ過、殺菌した「滅菌海水」を使用しています。「滅菌海水」の中ではおいしさを閉じこめることができるため、ほたて本来の旨味がぎゅっと凝縮されます。

　
④品質管理の徹底

「安全」「安心」な商品をお届けすることは、食品を製造する者にとって当たり前な事です。その当たり前な事を一切妥協せず徹底した品質管理を行っています。管理が行き届いているからこそ本当においしいものを作ることができるのです。

　
⑤最後は人の手

私達と同じように、ほたてにも一粒一粒違いがあります。大きさや重さなど、それぞれ違うほたてを同じ品質で加工することは機械にはできません。丁寧なものづくりの決め手は人の手の力です。

山神（やまじん）創業家の神（じん）さんファミリーのご紹介

社長は4人姉弟末っ子の　二代目神武徳さん！（真ん中）
社長自ら漁師として、海に出てほたての収穫を行います。大畑も漁に同行してお手伝いしましたが、ホタテの入っている網を引き上げるのが手作業でかなりの力仕事。どんな仕事もそうですが、その道のプロは皆さんすごいです。
お姉様方はそれぞれご結婚されましたが、全員が会社を支えています！

　
実は大畑のルーツは青森にもあって（大畑のお母様が青森出身）、子供の頃は何度か訪れていた青森。取材の際は地元トークでも盛り上がりました！

商品のご紹介はこちらから！

この記事を書いた人

大阪府出身。10代〜20代半ばまで某劇団員として舞台で活躍。

アスリートのセカンドキャリアや、ラグビーW杯2019、東京五輪・パラリンピック2020に仕事で携わることに興味を持ち現在の職に就く。

MBS『産直ダイスケ』のロケへ、大畑大介マネージャーとして3年間同行してきた経緯から、大畑大介商店担当となり、現場取材・取材記事作成・商品撮影・サイト運営・SNS運用等、奔走中。