茄子が主役になる! 大阪中央卸売市場のプロが指名買いする品質の高さとは??
日本有数の規模を誇るナス農園「ナカスジファーム」が育てる、個性豊かなナスの世界
「ナスって、こんなに違うの?」
そう驚く人が少なくありません。
スーパーで見かけるナスは数種類程度ですが、実はナスには数百もの品種が存在すると言われています。形や色、大きさはもちろん、食感や甘み、向いている料理まで大きく異なります。
大阪府富田林市にあるナカスジファームは、その規模だけでなく、10種類以上の個性豊かなナスを育てていることでも知られています。
さらに、大阪中央卸売市場のプロが指名買いする品質の高さも大きな特徴です。
今回は、ナカスジファームの歴史や栽培へのこだわり、人気のナスの品種、そしておすすめの食べ方までご紹介します。
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約95棟のハウスを持つ日本最大級のナス農園
ナカスジファームには約95棟ものハウスがあり、そのうち約85棟でナスを栽培しています。
単独の生産者としては国内最大級ともいわれる規模を誇り、多くのナスを出荷しています。
しかし、その魅力は規模の大きさだけではありません。ナスごとに異なる特性に合わせて温度や水分量を細かく調整し、それぞれの美味しさを最大限に引き出しています。こうした丁寧な栽培管理によって育てられたナスは、大阪中央卸売市場のプロが指名買いするほど高く評価されています。
また、農園は4代続く歴史ある農家です。家系として約120年、ナス農家としても約50年近い歴史を持ち、長年培ってきた技術と経験が現在の品質を支えています。
遊びに行ける農園としての魅力
ナカスジファームは、普段は市場や飲食店向けの出荷が中心です。しかし近年は一般のお客様にも農業の魅力を知ってもらうため、農園を開かれた場所として活用しています。
特に人気なのが春から初夏にかけて開催される「ナスBBQ」です。焼きナスを中心に、さまざまなナスを食べ比べながら楽しめ、毎年多くの来場者で賑わいます。
施設内には遊び心のある空間も設けられており、「農業って面白い」「ナスってこんなに奥深いんだ」と感じてもらえる工夫が随所にあります。
普段何気なく食べている野菜が、どのような環境で育ち、どんな人によって作られているのか。
そんな背景を知ることで、ナスの美味しさをより深く味わえる場所になっています。

ナカスジファームで育つ個性豊かなナスたち
ナカスジファームでは、味や個性を重視して選び抜いた10種類以上のナスを栽培しています。
ごちそうナス
水ナス系の生食向き品種。果肉はみずみずしく、まるでフルーツのような甘みがあります。サラダや浅漬けでも美味しく食べられます。
大阪ナス(千両ナス)
農園の主力品種。スーパーなどで最も見かけるナスですが、焼きナス、揚げ物、炒め物など幅広い料理に合う万能タイプで、多くの料理人から支持されています。実は、ナカスジファームさんを紹介してくれた株式会社ニシムラの田辺さんが指名買いするというのがこのナスです。
くろすけ
緑色のヘタが特徴の大型ナス。加熱すると果肉がとろけるように柔らかくなり、ボリューム感も楽しめます。
長緑ナス
細長い形状の緑ナス。油との相性が良く、炒め物にすると甘みと旨みが引き立ちます。
ふわとろなす
農園で最も大きく育つ品種のひとつ。名前の通り、加熱するとふわっととろける食感が楽しめます。

ロッサビアンコ
美しいピンク色をした希少な洋風ナス。栽培が難しいため流通量は少ないですが、濃厚な味わいが人気です。
しまむらさき
ゼブラ模様が特徴的な品種。果肉が締まっており、油を吸いにくいためヘルシーな調理に向いています。

ビステッカ
イタリア語でステーキを意味する名前の通り、厚切りにして焼くナスステーキに最適な品種です。

フィレンツェ
丸くボリュームのある見た目が特徴。加熱すると甘みが増し、とろけるような食感になります。

京まんじゅう
柿やトマトのような見た目をした丸ナス。非常にジューシーで、油との相性が抜群なので、バター焼きや田楽、ステーキ、炒め物などに最適です。
揚げてトルコ
白く美しい果皮が特徴の白ナス。焼いても揚げても驚くほどトロトロになる人気品種です。
なぜこれほど多くのナス品種を育てるのか
ナスには本来、数百種類もの品種があります。しかし実際に市場へ流通するのはごく一部です。
ナカスジファームでは、その中から味が良いこと、個性があること、そして食べた人に驚きや感動を与えられることを基準に品種を選んでいます。
大量生産や流通効率だけを優先するなら、栽培品種を絞った方が管理は容易です。それでも多品種栽培を続ける理由は、「ナスの面白さをもっと知ってほしい」という想いがあるからです。
フルーツのようなナス、ステーキになるナス、生で食べられるナス。それぞれの個性を楽しめるのは、多品種栽培だからこそ実現できる魅力です。
実は過酷なナス栽培の現場
美味しいナスを育てる裏側には、想像以上に過酷な作業があります。
大畑が訪れた5月時点で既にハウス内の温度は35度を超えていました。真夏はさらに暑くなるため、
収穫作業だけでも大きな体力を必要とします。さらにナスには鋭いトゲがあり、作業中に刺さると血が出るほどです。
また、多品種栽培では品種ごとに適した温度や管理方法が異なります。ある品種には快適な環境でも、別の品種には合わないこともあるため、細かな調整が欠かせません。
全ての品種が揃う期間も限られており、最も種類が充実するのはわずか約2か月。多彩なナスを楽しめる背景には、生産者の技術と日々の努力があります。
砂地が育む美味しさと、生産者おすすめの食べ方
ナカスジファームがある地域は、かつて川の氾濫によって形成された砂地の土壌です。水はけが良く、ナス栽培に適した環境が整っています。
そんなナスを最もシンプルに味わえるのが焼きナスです。
焼く前にお尻部分へ小さな穴を開けることで破裂を防ぎ、より美味しく仕上がります。
また、ラップに包んで電子レンジで加熱するだけでも手軽に蒸し焼き状態を作ることができます。
定番の生姜醤油はもちろん、チーズやバジルソース、大葉味噌との相性も抜群。ナス本来の甘みや香ばしさ、とろける食感を存分に楽しめます。
「ナスは脇役」というイメージを覆してくれるのが、ナカスジファームのナスです。
ぜひ一度、“茄子が主役になる体験”を味わってみてください。

大畑大介商店 ナカスジファームさんのナスがおすすめな訳
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