爽やかな香りに溢れ出る果汁。トロッとしたあま〜い実。食べると口いっぱいに幸せが広がります。
今回はそんなラ・フランスの、旬の時期や食べごろ（完熟）のタイミング、お取り寄せについてです。

ラ・フランスの旬は？？

完熟するのは11月上旬〜12月上旬です。
収穫は10月上旬の１週間ほどで、全て一気に行います。ラ・フランスは木の上では熟さず、収穫してから1ヶ月ほどの追熟期間が必要になるフルーツ。

収穫したてのラ・フランスは固く糖度もまだ上がりきっていません。寝かせることによって、でんぷんが糖に変わり甘くなります。

ラ・フランスの食べごろ（完熟）の見分け方は？

◆ ヘタがしんなりしていること
◆ヘタの周りを指で軽く押すと、柔らかなっていること

参考動画

山形市の森谷果樹園さんのラ・フランスは食べごろの目安の時期を書いて送ってくれるので、それも参考にしながら、食べごろを見極めてみてください♪

ラ・フランスの名前の由来や有名産地は？

名前の通り、フランスが発祥（フランス人が発見した品種）のラ・フランスですが、栽培には気候が合わず、現在フランスを始めヨーロッパ諸国ではほぼ作られていません。
病気に弱く、天候の影響を受けやすい、栽培が非常に難しい果物でもあります。

明治時代に日本に入ってきたラ・フランスは、生産量の6割を山形が占めています。

近年では山形といえばラ・フランスと広く知られるようになってきました。

夏は暑く、冬は寒さ厳しくの山形盆地の気候が、さくらんぼを始めとする山形を代表するフルーツにとっては非常に良い環境なんですね。

　
おすすめのラ・フランスの通販は？？

おすすめするのは、森谷果樹園さん。古くから山形市で果樹園を営んでおり、当主の森谷芳広さん（右から二人目）は七代目にあたります。

森谷さんのラ・フランスを食べた方が口を揃えていうのは、上品な香りが鼻に残り、とにかくジューシーで甘い。リピート率もかなり高めなんです。
一般的にラ・フランスの糖度は14〜15度と言われておりますが、森谷さんのラ・フランスは収穫した時点で14度ほどあります。それが追熟し食べごろを迎える頃には糖度16度にも達します。

　
4月、たくさん蕾をつけますが、一番大きな蕾を残してあとは全て間引くことでより良い実にしっかり栄養を行き渡らせるのです。

本当に間違いないものを選びたい

フルーツ栽培は、病気や虫食い、害獣被害ももちろん気をつけて対策を取らなければならないことですが、

一番は天候というコントロールできない要素が大きく、『フルーツの栽培は博打と一緒』と森谷さんがおっしゃっていた言葉が印象的でした。

特にラ・フランスは先述した通り、栽培が非常に難しい果物と言われていて、

収穫間際になってくると、台風が来たり、2021年は霜被害に悩まされました。

うまく収穫が出来ても、追熟の過程で年によってはダメになってしまうものが多く出てしまうこともあるそうです。

そのため森谷果樹園では、早い段階から予約販売を行って、万が一良い商品がお届けできないことを危惧し、

ラ・フランスにおいては収穫後、今年の出来栄えが見えてきてから予約販売をされることを徹底しています。

ラ・フランスは収穫してみないと本当にわからないのです。

売り手と買い手の都合を考えたら、旬の期間が短いフルーツは、予約期間を長く確保したいと考えてしまいます。

作り手としては、予約だけ受けてしまい、納得する品質の物が出せなかった時が一番辛いし、信頼が崩れることを知っています。

作り手が自信を持って出せる商品を適正価格で販売する。

そして「山形のラ・フランスってこんなに美味しいんだ」と思ってもらえることが何よりの幸せだと

森谷さんは話していました。

ここまで徹底されているから、森谷さんのラ・フランスはリピーターも多く、

地元でも一目置かれる存在で、熱烈なお客様も多数いらっしゃいます。

一度食べたら来年も食べたくなる、大切な方への贈り物としても失敗がない逸品と言えます。

贈答用は森谷果樹園オリジナルの化粧箱に入れてのお届けです。
ぜひこの機会にお試しください。

この記事を書いた人

大阪府出身。10代〜20代半ばまで某劇団員として舞台で活躍。

アスリートのセカンドキャリアや、ラグビーW杯2019、東京五輪・パラリンピック2020に仕事で携わることに興味を持ち現在の職に就く。

MBS『産直ダイスケ』のロケへ、大畑大介マネージャーとして3年間同行してきた経緯から、大畑大介商店担当となり、現場取材・取材記事作成・商品撮影・サイト運営・SNS運用等、奔走中。