水茄子とは？

水なすは、大阪南部の泉州地域の特産品です！

ポテっと丸みのある形をしています。

一般的なナスは、浅漬けはできますが、皮が硬くアクもあるので、生で食べることは難しいのに対し、

水ナスは、皮が薄く身も柔らかい、そしてアクが少ないのでサラダのように生で食べることができるのが最大の特徴です。

水分量も多く、とっても瑞々しい！

泉州地域はため池が多く点在していて、水なすに必要な水分が豊富で栽培には適した場所ですが、

選別基準が厳しい上、育てるのが難しく手間がかかる野菜なんです。

旬は夏なので、基本的には夏の間にしか市場に出回りません。

そのため、短い期間だけの希少で高級な野菜といえる水ナスですが、

水ナスのお漬物など水ナス関連の商品は、夏のギフトとして非常に人気が高いことでも知られています。

そんな大人気の水ナスですが、なんと通年生産が可能になったという噂を聞きつけ、取材させていただきました！

　
三浦農園さんが作る水なすのこだわりは？

その農園は、大阪府泉佐野市の住宅街にありました。

水ナスをはじめ、珍しい野菜や伝統野菜などを、こだわりの農法で家族四世帯で協力して美味しい野菜を育てている、三浦農園の皆さん。

先ほど夏の間にしか市場に出回らないと書いたように水なすの旬は5月〜8月ですが、

最先端のICT技術を活用して2020年から通年生産を実現させました。

ハイテクな水なす専用のビニールハウスは住宅地の中にあります。このハウスで気温だったり水の量だったり、いろんなことを自動で管理しています。

夜になると怪しげな（？）赤い光が際立つのは、害虫駆除に赤色LEDを使用しているから。

その他にも天敵昆虫を活用するなど、農薬や化学肥料を最小限にするべく、最先端技術と伝統的製法、自然由来のものを上手く取り入れながら、環境にも作物にも人間にも優しい野菜づくりを目指しています。

本格的にこの泉州の地域で水なすを作り始めたのは50年以上前から。

現在、栽培管理を担当している三浦淳さんのお祖父さんの代から受け継ぐ自家採取した種は、この土地に合った三浦農園伝統の自慢の種です。

三浦淳さん↓

水なすのおすすめの食べ方

水なすは皮が薄くてアクが少ないのが特徴なので生でそのまま食べるのがオススメです！
とってもジューシー！独特の食感も楽しめますし、素材の味、水なすの甘みも感じられますよ。

ハウスで採れてたて水なすの丸かじりは最高でした。

生のまま縦に手でさいて、お醤油につけて食べるのもよし、生ハムを乗せてもよし。
輪切りにしてオリーブオイル・黒胡椒をかけたら簡単水なすのカルパッチョ。
サイコロ状に切ってサラダにまぜても♬
優しい甘みとジューシーな味わいなので、何をしても合います。

三浦淳さんのお姉さんで、野菜ソムリエの麻衣さんが水なすレシピを商品に同梱してくれるので、麻衣さんおすすめの食べ方でもぜひ召し上がっていただきたいです。

三浦農園では朝採れた水なすをその日のうちに出荷しますので、ほんとに新鮮ですし、

一つずつ丁寧に包装されていますので、見た目も美しく、贈り物としてもご満足いただける逸品となっています。

野菜ソムリエの麻衣さんが作る無添加水なすの米ぬか漬けも絶品です。

ジューシーで甘く高鮮度、フルーツのような高級水なす。

ぜひ一度ご賞味ください。

この記事を書いた人

大阪府出身。10代〜20代半ばまで某劇団員として舞台で活躍。

アスリートのセカンドキャリアや、ラグビーW杯2019、東京五輪・パラリンピック2020に仕事で携わることに興味を持ち現在の職に就く。

MBS『産直ダイスケ』のロケへ、大畑大介マネージャーとして3年間同行してきた経緯から、大畑大介商店担当となり、現場取材・取材記事作成・商品撮影・サイト運営・SNS運用等、奔走中。