天然醸造・無添加の発酵食品で免疫力アップ！

岐阜県恵那市　マルコ醸造

マルコ醸造4代目当主の小木曽智彦さん（右）
会長の小木曽いつ子さん（中央）

マルコ醸造とは？

岐阜県恵那市明智町で123年前から天然醸造・手作りで、味噌をはじめ、醤油、漬物、麹などを作っています。
先祖から伝わる伝統的な製法で、手作業にこだわり今日も作り続け、地元で愛されている老舗です。ご家庭用の商品はもちろん、人気レストラン、ホテル、料亭などにも卸しており、愛用者は多数！

最近話題になった、大河ドラマ『麒麟がくる』の明智光秀もこの恵那の出身（諸説あり）と言われており、戦国武将たちも皆、味噌のパワー・味噌玉で勝ち抜いてきたとか！
味噌汁一杯、三里の力
味噌汁は不老長寿の薬
などなど、味噌にはたくさんのことわざが昔からあるようにたくさんのパワーが秘められているそうです。

マルコ醸造の味噌づくりのこだわり

① 時間をたっぷりかけて熟成させていく昔ながらの天然醸造味噌です。

熱を加えて醸造を促進せず、 添加物を使用しない味噌だけが「天然醸造」を名乗ることができます。

　
② 『麹』も手づくり！

これは現在においてはとても珍しく、木で作った箱（ロジブタ）を使った麹は、熟練の職人の手によって最高に良いものができるからです。歴代の工場長によって丁寧に手入れされた、昔ながらの様様な味噌醸造の道具が今も大切に使われています。

　
③ 仕込みの段階で3種類の手づくりの『麹』を使って仕込んだ『米・麦・豆みそ』です。

出来上がった味噌をあとから合わせた『調合みそ』ではありません。

　
④ 原料は無農薬・無添加・無化学肥料！
内モンゴル産の無農薬の米・有機無農薬栽培で一粒ずつ手選別した丸大豆・天然の岩塩を使用し、マルコ醸造にしか出せない味噌づくりを行っています。

手作り味噌を作っている場所

蔵を案内していただきました。
扉を開けた瞬間、味噌のようなお醤油のような香ばしい香りが充満していておなかが減るほど！
白ごはんが欲しくなります笑

香ばしくてほんのり甘くて華やかで木桶のような香りもする蔵の中には豆、麦、米をそれぞれ蒸す機械、麹をつけて発酵するお部屋などがあります。

中でも驚いたのが大きな木桶が地中に埋まっているお部屋！温度も保てるし、何より作業のしやすさもあるのでしょう。
このお部屋は一段と香りが豊かでした。

おすすめの食べ方

大畑大介商店で販売しているスペシャルセットは人気アイテムやおすすめのアイテムばかりです。

中でも私のイチオシは菊芋のお漬物！シャキシャキ食感がたまらないのと、クセになる味わい。軽く洗って切って召し上がってください。

残った味噌もったいないな〜と思っていたら、2種類あるうちの味噌漬けの方は残った味噌を再利用できちゃうんです。

まずは水気が少なめな野菜（人参など）を漬けると、3日くらい冷蔵庫で寝かせればいい感じに浸かっています。味噌が美味しいから漬物が美味しい。最後は水分のあるきゅうりなどを漬けてもOK。発酵食品ってすごいですよね。野菜も美味しく食べれるし、日持ちもするので個人的にこれはハマりました！

自社商品は200点以上、こんなアイディア商品もあります！
どーん！！マグカップではありません笑

なんとこれ、味噌入れなんです！

マイナスイオンが練り込んである陶器で、味噌がカビにくく、まろやかな味になるそうです。
（店頭販売のみの商品です）

このようにユニークな商品も多数開発する小木曽社長ですが、
小木曽社長自身、体調を崩されたことがきっかけで発酵食品の大切に改めて気づき、食品の作られ方や選び方、食育の大切さを広げるため様々な活動にも取り組まれています。
小木曽社長の恵那に対する愛や、味噌つくり、発酵食品、食への想いを沢山伺いました。

最後に笑ったネタは、
社長が小木曽（こぎそ）です、と名前を名乗ったところ、

『え？おみそさんですか？』と言われたことがあるそうな。

すごい聞き間違いですが、あながち間違っていない！っていうお話がツボでした笑

この記事を書いた人

大阪府出身。10代〜20代半ばまで某劇団員として舞台で活躍。

アスリートのセカンドキャリアや、ラグビーW杯2019、東京五輪・パラリンピック2020に仕事で携わることに興味を持ち現在の職に就く。

MBS『産直ダイスケ』のロケへ、大畑大介マネージャーとして3年間同行してきた経緯から、大畑大介商店担当となり、現場取材・取材記事作成・商品撮影・サイト運営・SNS運用等、奔走中。