【2025年稲刈りレポート】TikTokで現場をライブ配信!「米5㎏5,000円」は本当に高いのか?
熊本・玉名で稲刈りを実施!今回はTikTokで現場からライブ中継も
2025年10月14日、熊本県玉名市に稲刈りに行ってきました。
私たち大畑大介商店にとっては、毎年恒例のこの行事。
今年も大本商店の南さんをはじめ、地域の方々のご協力のもと、無事に稲刈りを終えることができました。
今年は初の試みとしてTikTokで現場からライブ配信も行い、収穫の様子や子供たちと共に新米を頂くシーンなどをリアルタイムでお届けしました。
食卓で当たり前のように並ぶお米が作られている現場や、また大畑大介の食育活動についても知っていただける一歩になったと感じています。
@ohatadaisukeshoten 熊本県玉名市まで稲刈りに行って来ました。 大本商店さん、大野保育園の子供たちとの稲刈りも今年で5年目になります。 みんなでいただく新米の美味しさは格別! #大畑大介商店 #森のくまさん
「5kg5,000円」は高い?価格の裏にある農家のリアルなコスト
さて、この稲刈りを終えて「森のくまさん」の新米の販売開始しました。
今年の販売価格は、5kgあたり5,000円です。
この価格を見て、「高い」と感じる方もいるでしょう。たしかに、スーパーではもっと安いお米がたくさん並んでいます。
でも、それでもこの価格は、生産者にとってようやく赤字を脱するギリギリのラインだといいます。
お米づくりにかかるコストは年々増加傾向にあります。
✔肥料など資材は高騰
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✔天候不順に対応するためのリスクヘッジ
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✔水道代や人件費の上昇
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これらがすべて、生産者の負担としてのしかかっています。
広い田んぼを何か所も管理しながら米を育て、稲刈りをして精米し、梱包したり保管しながら、流通に乗せるには、相応の手間とコストがかかります。
5kgあたり5,000円という価格は、決して「儲かる価格」ではなく、かかったコストがやっと賄える価格なのです。

大畑大介商店が届けたいのは、安心して食べられる美味しいお米
南さんの「森のくまさん」は、低農薬で育てられた熊本産のお米です。
大本商店では、農薬や化学肥料の使用を極力減らし、できる限り自然に近い形でお米を育てています。
だから、虫や雑草、病気に気をつけながら丁寧に管理しなければならず、手間もリスクも大きくなります。
それでも南さんたちは、「安全でおいしいお米を届けたい」という一心で田んぼに立ち続けているのです。
私たち大畑大介商店は、その想いを大切にし、ちゃんと“選んで買ってくれる人”に届けたい。
もちろん、誰もがこの価格のお米を日常使いできるわけではありません。
でも、「おいしいお米をじっくり味わいたい」「子どもには安全なものを食べさせたい」「農家を応援したい」、そんな気持ちを持つ方にこのお米が届いたら嬉しく思います。
最後に
「米不足」「米価高騰」と叫ばれる中で、本当に必要なのは「お米の値段」を見ることではなく、その背景にある現場の声に目を向けることだと思います。
田植えや稲刈りに毎年通い、現場で話を聞き、時にはTikTokで配信しながら、生産者と食卓をつないでいく。
ただ売るだけではなく、どんな思いで生産者が作ったのか、その思いや意味も一緒に届ける。これからも大畑大介商店は、そんな存在であり続けたいと思います。

南さんと一緒にこの活動を始めることになった際、訪れた地元の名店「マイアミ」。
久しぶりに訪れ、これからも初心を忘れずに頑張っていこうと決意を新たにしました。

この記事を書いた人
うどん県出身。
宝飾品会社、大手テレビ通販会社勤務を経験したのち、不思議な縁に導かれ20数年暮らした東京から大阪に移住、大畑大介商店の担当となる。
大畑も認めるラグビーマニアで、好きな選手は200人ほどいるが現在注目しているのはアントワーヌ・デュポンと李承信。
【熊本県玉名市】元ラガーマンが作るこだわりの低農薬米 “森のくまさん”10kg
通常価格
10,000
円 (税込)商品紹介
【産地直送】生産者と食卓を共に笑顔に|大畑大介商店
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